ステンレス板類＜鋼種・特性・用途＞JIS規格、化学成分、引張試験、カタサ試験

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鋼種・特性・用途

鋼種 化学成分（％） 引張試験 カタサ試験 JIS規格 旧JIS規格 C Si Mn P S Ni Cr Mo その他 引張強さkg/≦ 伸び% Hv SUS410 SUS51 ≦0.15 ≦1.00 ≦1.00 ≦0.040 ≦0.030 - 11.50〜13.50 - - ≧55 ≧25 ≦200 SUS403 SUS50 ≦0.15 ≦0.75 ≦1.00 ≦0.040 ≦0.030 - 11.50〜13.00 - - ≧60 ≧25 ≦200 SUS430 SUS24 ≦0.12 ≦0.05 ≦1.00 ≦0.040 ≦0.030 - 16.00〜18.00 - - ≧46 ≧22 ≦200 SUS304 SUS27 ≦0.08 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.040 ≦0.030 8.00〜10.50 18.00〜20.00 - - 53 40 ≦200 SUS304L SUS28 ≦0.030 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.040 ≦0.030 9.00〜13.00 18.00〜20.00 - - ≧49 ≦40 ≦200 SUS321 SUS29 ≦0.08 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.040 ≦0.030 9.00〜13.00 17.00〜19.00 - Ti≦5*C% 53 ≧40 ≦200 SUS316 SUS32 ≦0.08 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.040 ≦0.030 10.00〜14.00 16.00〜18.00 2.00〜3.00 - ≧53 ≧40 ≦200 SUS316L SUS33 ≦0.030 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.040 ≦0.030 12.00〜15.00 16.00〜18.00 2.00〜3.00 - 49 ≧40 ≦200 SUS316J1 SUS35 ≦0.08 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.040 ≦0.030 10.00〜14.00 17.00〜19.00 1.20〜2.75 Cu 1.00〜2.50 ≧53 ≧40 ≦200 SUS316J1L SUS36 ≦0.030 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.040 ≦0.030 12.00〜16.00 17.00〜19.00 1.20〜2.75 Cu 1.00〜2.50 ≧49 ≧40 ≦200 SUS405 SUS38 ≦0.08 ≦1.00 ≦1.00 ≦0.040 ≦0.030 - 11.50〜14.00 - Al 0.10〜0.30 ≧42 ≧40 ≦200 SUS301 SUS39 ≦0.15 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.040 ≦0.030 6.00〜8.00 16.00〜18.00 - - ≧53 ≧40 ≦200 SUS302 SUS40 ≦0.15 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.040 ≦0.030 6.00〜10.00 17.00〜19.00 - - ≧53 ≧40 ≦200 SUS309S SUS41 ≦0.03 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.040 ≦0.030 12.00〜15.00 22.00〜24.00 - - ≧53 ≧40 ≦200 SUS310S SUS42 ≦0.08 ≦1.51 ≦2.00 ≦0.040 ≦0.030 19.00〜22.00 24.00〜26.00 - - ≧53 ≧40 ≦200 SUS347 SUS43 ≦0.08 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.040 ≦0.030 9.00〜13.00 17.00〜19.00 - Nb+Ta≦10*C% ≧53 ≧40 ≦200 SUS305 SUS62 ≦0.12 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.040 ≦0.030 10.50〜13.00 17.00〜19.00 - - ≧49 ≧40 ≦200 SUS317 SUS64 ≦0.08 ≦1.00 ≦2.00 ≦0.040 ≦0.030 11.00〜15.00 18.00〜20.00 3.00〜4.00 - ≧53 ≧40 ≦200 SUS631 17-7PH ≦0.09 ≦1.00 ≦1.00 ≦0.040 ≦0.030 6.50〜7.75 16.00〜18.00 - Al 0.75〜1.50 - ≦350 JIS規格 旧JIS規格 特性 主用途 SUS410 SUS51 もっとも安価な一般用耐食鋼ですが、強い耐食環境には耐えません。加工性はかなり良好で熱処理によって硬化します。磁性をもっています。 ナイフ、フォーク、食器類、刃物、ボルト、ナット。ポンプ、シャフト、石油分留塔部品、他 SUS403 SUS50 熱処理により非常に高い引張強さと硬度が得られ、耐摩耗性が優れています。また完全調質状態で耐食性は良好です。磁性をもっています。 ナイフ、フォーク、包丁、手工具、高弾性部品、他 SUS430 SUS24 Cr系ステンレス鋼中、もっとも一般的なものでかなり良好な冷間加工性をもち、より安価ですが、過酷な曲げや高度の深絞りなどに注意を要します。磁性をもっています。 厨房機器等家庭用品、自動車モールその他部品、自転車部品、硝酸工業、石油精製工業、食品工業、電気器具 SUS304 SUS27 もっとも広く用いられているステンレス鋼でNiが含有されているためCr系より一層すぐれた耐食性、耐熱性、低温靭を有し、機械的性質も非常に良く、熱処理で硬化不能です。通常磁性はありません。 厨房機器等家庭用品、建築用材、車軸、自動車部品、医療器具、食品工業、化学工業、繊維工業、原子力関係装置、他 SUS304L SUS28 Cr鋼で普通の状態での耐食性はSUS304と類似していますが、溶接後または応力除去処理後の粒界腐食に対する抵抗性にすぐれ一般には400°以下で使用されております。通常磁性はありません。 科学工業、石油工業、薬品貯蔵タンクなどで溶接後の熱処理困難な部品、建造物に使用されています。 SUS321 SUS29 含有されるＴｉにより。有害な炭化物の結晶粒界での析出を防止しますので溶接後の粒界腐食に対する抵抗性がすぐれています。耐食性も良好で他の特性はSUS304に類似しており400〜900°Cの間の耐熱材として使用されております。通常磁性はありません。 航空機部品、ボイラー部品、加熱炉部品、科学工業等溶接後、熱処理困難な部品に使用されます。 SUS316 SUS32 Moが含有さていますので、すぐれた耐食性を示し、高温のクリープ強度もすぐれています。通常磁性はありません。 科学工業、食品工業、写真工業、繊維工業、海岸付近の建築物の外装、原子力関係装置、他 SUS316L SUS33 Cr鋼でSUS316の特性と類似していますが、溶接後または応力除去熱処理後の粒界腐食に対する抵抗性がすぐれ420°C以下での使用に適しています。通常磁性はありません。 SUS316と同じ用途で溶接後熱処理困難な加工部品、装置用、他 SUS316J1 SUS35 ステンレス鋼中、耐硫酸性のすぐれた鋼種でかなり過酷な腐食環境にも耐えます。通常磁性はありません。 硫酸工業、肥料工業、合成繊維工業、製紙工業、他 SUS316J1L SUS36 一般的性質はSUS316Ｊ1と類似していますが、極低酸素であるため溶接後、または応力除去熱処理後の粒界腐食に対する抵抗性がすぐれています。通常磁性はありません。 SUS316J1と同じ用途で、溶接後熱処理困難な加工部品、装置用、他 SUS405 SUS38 13cr鋼にAlを加えることにより自硬性を軽減したもので高温から急冷でも硬化せず溶接性は良好です。磁性をもっています。 焼鈍ボックス、耐酸化部品、石油精製工業、他 SUS301 SUS39 SUS304に比べ合金成分が若干少なくなっていますので、耐食性はやや劣りますが、冷間加工により非常に高い引張強さ、カタサが得られそれを生かした用途に広く用いられています。焼ナマシした状態では磁性はありませんが、冷間加工したものは磁性を有します。 ホイルキャップ、車軸、自動車トリム、建築金物等、並びに冷間加工して硬化した状態（フルバード1/2、1/4ハード）コンベヤベルト、バネ等にも使用されます。 SUS302 SUS40 SUS340とほぼ同じ性質をもっていますが、耐食性はごくわずかおとります。また炭素含有量が多い耐磨耗性を要求されるものに用いられます。冷間加工硬化性はSUS340よりやや大きく通常磁性はありません。 SUS304と同じく、ただしこの鋼種を採用する必要のある場合はほとんどなく、価格的にも差がありませんので、SUS304が一般的です。 SUS309S SUS41 Cr、Ni　含有量が多く、耐熱性、耐食性が非常にすぐれています。 航空機部品、科学用タンク、燃焼装置部品、ボイラー、ガスタービン部品、他 SUS310S SUS42  SUS347 SUS43 含有されるNbによって有害な炭化物の結晶粒界への析出を抑制しますので、溶接後または応力除去処理後の粒界腐食に対する抵抗性が大きく耐熱性もよく、400〜900°C間で使用するのに好適です。通常磁性はありません。 SUS321とほぼ同じです。 SUS305 SUS62 SUS304よりNiの含有量を多くしてありますので、耐食性がややすぐれているとともに、冷間加工による硬化が少ない鋼種です。強度な冷間加工を行なってもほとんど磁化いたしません。 冷間引抜製品、膨張成形部品、へら絞り部品等 SUS317 SUS64 SUS316と同系統鋼種ですが、Ni、Moの含有量が多いので耐食性が非常にすぐれています。 製紙工業、石油精製工業、染色工業 SUS631 17-7PH バネ材料

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※上記の重量は目安とお考え下さい｡実際の重量は数量などの条件によって、異なりますので予めご了承下さい。尚、『鋼材重量表』は看板を作る時の一般的な鋼材の早見表です。

各材料の特性を理解した上で看板の設計立案をする必要があります。本サイトは看板を設計するに当たり、技術資料を随時追加していきます。又、追加して欲しい資料など御座いましたらお知らせ下さい。

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